| 「
浮遊
する
水
」
|
|
私
は、
彫刻
を
始
めた
頃
から
彫刻
の
宿命
ともいえる |
|
重力
から
自由
になり、
軽
やかに
空間
に
存在
するものを |
|
造
りたいと
夢
見
てきた。 |
| ある
時
、
故
箱
崎
総 一
先生
より
生命
の
大切
さ を
教
わり、 |
| それ
以降
「
浮遊
する
水
」をテーマに
制作
を
続
けている。 |
|
浮遊
するとは、
重力
からの
開放
と
同時
に、
事物
は
止
まる |
| ことなく、
常
に
変化
し
移
り
変
わることを
表
している。 |
| たとえれば、
山
の
懐
に
湧
き
出
た
水
が
川
となり、やがて
大海
に
注
ぎ、 |
| それが
雲
になり、また
雨
として
大地
に
帰
る。それは、
仏教
が
説
く |
|
輪廻
観
も
意味
している。また、
水
は
生命
の
根源
である。 |
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古代
の
哲学者
タレスは「
万物
は
水
から
生
まれ
水
に
帰
る」 |
| という
言葉
を
残
している。 |
|
現在
私
は、
室
町
・
桃山
時代
に
生
まれた
日本
人
的
美意識
を
基
に、 |
|
現代
の
空間
造形
を 模索
している。この
世界
を
押
し
進
めることで、 |
|
新
たなフィールドの
創造
につながることを
願
っている。 |